映画の発祥地・大阪。古から日本文化を担ってきたわが町・大阪こそ映画の聖地。豊臣の時代から近代へ、そして現在へと、映画人を惹き付け、映画の舞台になってきた大阪。古くは近松門左衛門から、谷川潤一郎、織田作之助、山崎豊子らが描いてきた独自の華やかな文化と意地を貫く情熱の世界。煌めく日本映画の名匠たちがこぞって描き続けてきた浪花の町と、そこに生きるバイタリティ溢れる人々の姿。浪花に生きる不屈のバイタリティに溢れる人々、そして男と女粋な世界。浪花の映画の物語、50作品一挙上映!!
◆大阪・南地演舞場で日本で初めて映画が一般公開されたのは1897(明治30)年2月15日。以来、110年あまりにわたって、内外からたくさんの映画が大阪で上映されてきた。一方で、大阪を舞台に様々な映画が製作されている。それは実に多彩で、様々なジャンルの映画が大阪を背景に作られ、またそこに多様な大阪が映し出されてきた。それらの作品は、映画としての魅力はもとより、大阪の街の記憶として後世に伝えるべき文化そのものといえる。2011年は大阪城天守閣復興80周年、2012年は大阪のシンボル・通天閣と新世界の街が誕生して100周年を迎える。この近代大阪誕生から100年を記念し、かつてない規模で「浪花の映画大特集」を開催!! ◆上映するのは、1936年の名作『浪華悲歌』から、大阪を舞台に作られた全50本の浪花映画。溝口健二、伊藤大輔、川島雄三、豊田四郎、吉村公三郎から今村昌平、小栗康平、大森一樹、阪本順治まで多種多様な作品群。古くは近松門左衛門から、谷崎潤一郎、織田作之助、山崎豊子らが描いてきた独自の華やかな文化と、意地を貫く情熱の世界が映画にも生き続けている。煌めく日本映画の名匠たちがこぞって描き続けてきた浪花の街と、そこに生きるバイタリティ溢れる人々の姿。この夏、浪花の映画50本、一挙上映!! |
上映スケジュール
7/23(土)〜9/2(金)
■ トークショー7/23(土)14:00「浪花の映画の魅力」 トーク=武部好伸さん(映画評論家)※『春琴物語』の上映後に行います。 7/30(土)14:10「“新世界三部作”を作って」 トーク=阪本順治監督 ※『王手』の上映後に行います。 8/ 6(土)13:40「大阪で映画を作る」 トーク=大森一樹監督 ※『ゴジラVSビオランテ』の上映後に行います。 ■オールナイト上映◆7/30(土) 22:50〜〈反原発ナイト〉 ◆8/6(土) 22:30〜〈浪花の逆襲オールナイト〉 窓口にて整理番号付き前売券を販売中です。上映の10分前に整理番号順にご入場頂きます。当日にもお求め頂けます。 ■ 入場料金◆前売券前売1回券1,200円/前売3回券3,300円/前売5回券5,000円/期間中フリーパス券(限定20枚)24,000円 ※フリーパス券はシネ・ヌーヴォ窓口のみのお取り扱いとなります。2.5×2.5の顔写真(免許証などのコピー可)をご用意ください。 ◆当日券一般1,400円/学生1,200円/会員・シニア1,000円/高校生以下800円/レイトショー割引(pm7:40以降の回)1000円均一 ※連日朝より当日分の整理番号つき入場券の販売を開始します。 |