明治維新史にのこる皇妹和の宮が十四代将軍家茂に降嫁された事件を劇的に潤色した物語を八尋不二がシナリオを書き、森一生が監督したもので、宮川一夫が撮影に当っている。
配役にも大映ベスト・メンバーを揃え、山本富士子、若尾文子、市川雷蔵の主役に、脇役陣にも最高の人々を集めている。