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品田雄吉のこれだけは語り残したい日本映画/メモリーズ・オブ・若尾文子 Part36 |
華岡青洲の妻 1967年大映90分モノクロ
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ザッツ雷蔵!市川雷蔵作品集 |
眠狂四郎女地獄 1968年大映82分カラー
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眠狂四郎人肌蜘蛛 1968年大映81分カラー 〜将軍家斉の妾腹という権力を傘にきて、暴虐の限りを尽くす土門家武、紫の兄妹。その魔の手から、自分と同じ混血の青年を救うため狂四郎は、兄妹に向かうが、不覚にも家武の毒矢を腕に受けて、絶体絶命の危機に陥ってしまう。猟奇臭とエロチシズムが漂うシリーズ第11作。〜
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◆ 月曜娯楽シアター |
映画の歴史は、ヒット・シリーズの歴史!1950年代から60年代にかけての映画黄金時代に、劇場を満員にしていた娯楽ヒット・シリーズは、どれをとっても面白い!観客をウキウキ・ワクワクさせてきた、娯楽の王道をいく映画たちを、あの時と変わらぬ姿で毎週見たい!そんな声にお応えして、月曜日のよる10時に、懐かし娯楽映画の宝箱のようなレギュラー企画をご用意。名づけて「月曜娯楽シアター」。様々な娯楽映画のシリーズを、週替わりで放送します。
8月は、市川雷蔵主演の「若親分」シリーズの第5・6・7作目が登場!海軍士官上がりの若親分を、雷蔵が意地と気っぷのよさでからりと演じるところが見所の、超痛快任侠劇をお楽しみに!! |
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若親分あばれ飛車 1966年 大映 86分 カラー 〜「座頭市の歌が聞える」の高岩肇が脚本を手がけた、「若親分」シリーズの第5作。ヤクザ稼業から足を洗おうとする若親分だが、生まれ故郷の荒廃を救うため悪徳ヤクザと闘うことに。軍港に隣接する大浜市は、築港拡張工事で賑わっていた。その頃、伝説の英雄・南条武(市川)の姿を見かけたという噂が立ち、元南条組の人々の心は浮き立つ。しかし武は、足を洗って新しい人生を拓こうと決心するため、故郷に帰ってきたのだった…。〜
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若親分を消せ 1967年 大映 82分 カラー 〜「若親分」シリーズの脚本を多く手がける浅井昭三郎がシナリオを執筆し、中西忠三が監督した第6作目。若親分が恩人の仇討ちに立ち上がり、藤村志保扮するヒロインと切ない恋心を絡ませる。亡き父の親友で、出獄した武(市川)を温かく迎えてくれた三野組の弥五郎(伊東光一)が殺される。仇の手がかりをつかむため、武は板前として料亭に潜入。やがて任侠一筋の源八親分(佐々木孝丸)が新興ヤクザの鎧組に殺され、武は鎧組に目を付けるが…。〜
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若親分兇状旅 1967年 大映 86分 カラー 〜「陸軍中野学校 密命」の今井ひろしが撮影し、数々の雷蔵主演作品を手がけた森一生が監督した「若親分」シリーズの第7作目。海軍時代の親友の無念を晴らすため、若親分が港町で大活躍。海軍以来の親友・高木少佐(石黒三郎)が自決し、軍港に近い港町にやってきた南条武(市川)。土建屋を営む小山組の女親分・千代子(江波)の裏には、土屋子爵がいた。高木の紹介で子爵は汽船を買い、武器を密輸していることを知った武は千代子に接触する…。〜
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若親分喧嘩状 1966年 大映 83分 カラー 〜市川雷蔵の人気作「若親分」シリーズ中、もっとも異彩を放つ一作。前作「若親分出獄」のラストで大陸に逃亡した若親分が、さらわれた外国の姫を助けて東京に舞い戻る。海軍少尉から若親分に転身し、大陸へ去った南条武(市川)。上海で誘拐された蒙古の王女トクーズ姫(江波)を救った武は、東京へ戻り憂国の士・木島(小山田輝男)の許に王女を預ける。そして、革命にかこつけ私腹を肥やそうとする新興ヤクザと再び対決することに…。〜
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若親分乗り込む1966年 大映 85分 カラー 〜「若親分」シリーズの第4作目で、監督は「ザ・ガードマン 東京用心棒」の井上昭。無念の死を遂げたヤクザの親分の死に疑問を持った若親分が、真相を暴くべく暗躍する。息子が軍隊を脱走して自殺したため、憲兵隊の厳しい取調べを受けて死んだ津の崎の磯田親分。葬式に参列した南条武(市川)は、土地の実力者を後ろ盾にのし上がった郷田組が怪しいとにらむ。やがて、憲兵が郷田組と癒着していることを知り、武の怒りが爆発する。〜
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◆ 夏季限定 特別企画 甦る「大映京都時代劇」傑作十選 |
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昨日消えた男 1964年
大映 87分 カラー 〜1941年に製作された長谷川一夫主演、マキノ正博監督による同名映画を市川雷蔵主演でリメイク。雷蔵扮する八代将軍吉宗が同心に姿を変えて、謎の怪事件に挑む推理時代劇。退屈な日々を持て余す吉宗(市川)は、江戸城を抜け出し町奉行の同心を志願する。当惑した奉行側はすでに解決した水死事件を吉宗にあてがうが、これが連続殺人を呼び、さらに天下を狙う大陰謀にまでつながっていた。長屋を拠点に吉宗は推理を働かせるが…。〜
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影を斬る 1961年
大映 88分 カラー 〜恐妻家の侍が妻を打ち負かすべく剣術修行の旅に出て、修練を積み遂に勝負を挑むコメディ時代劇。プレイボーイの夫に市川雷蔵、剣術自慢の奥方を瑳峨三智子が息もぴったりに演じる。伊達藩の剣術指南役・井伊直人(市川)は仕事はそっちのけで、主君を誘って放蕩三昧。藩でも評判の美人、定(瑳峨)を嫁にもらったはいいが、婚礼の晩、客人の前で定と剣道の試合をして完敗してしまう。井伊は新妻に勝つために江戸へ剣術修行に出るが…。〜
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かげろう侍 1961年
大映 90分 カラー 〜市川雷蔵と中村玉緒が、お家騒動に絡んだ書類盗難事件の犯人を捜す喜劇仕立てのミステリー時代劇。巨匠・伊藤大輔が原作を手がけデビュー間もない池広一夫が監督した。南町奉行所の同心、喜多弥兵ヱの息子・弥十郎(市川)は、酒と女に目がない道楽者。そんな弥十郎に奉行所から呼び出しがかかり、藩のお家騒動にからむ重要書類が虎鮫の寅吉という賊に盗まれたのでこれを取り戻せという。捕物帖好きの許婚・お珠(中村)と共に事件に挑む弥十郎だが…。〜
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人肌孔雀 1961年
大映 88分 カラー 〜麗しい女性が様々な姿に七変化して悪徳商人を成敗する娯楽アクション時代劇。山本富士子が町娘から芸者、若衆に変身して劇中で歌も披露する。市川雷蔵がヒロインを助ける剣の達人役で共演。越前屋の計略で7年前に取り潰された豪商・鍵屋の一人娘おしの(山本)は、亡父の無念を晴らすため、ある時は芸者に身をやつし、またある時は若衆にも変装して復讐する機会を狙っていた。旗本浪人・新八郎(市川)は、美貌の若者・若狭之介の正体はおしのと気がつくが…。〜
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甦る「大映京都時代劇」 |
〜数多くの傑作時代劇を生み出した大映京都撮影所制作のカラー時代劇を日替わりで放送中!〜
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女と三悪人 1961年
大映 88分 カラー 〜美しい女役者と、彼女に惚れた3人の悪党が織りなす恋愛模様を小粋に描く娯楽時代劇。山本富士子、市川雷蔵はじめ大映のスターが集結し、撮影当時2万平方メートルにおよぶ大オープンセットが話題を呼んだ。江戸末期、泥棒横丁と呼ばれる両国の盛り場。生臭坊主の竜運和尚(勝)とニヒルな浪人・勘十郎(大木実)は、美貌の女座長・瀬川喜久之助(山本)に首ったけだ。しかし喜久之助は役者くずれの凶状持ち、芳之助(市川)と惹かれ合う。〜
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【市川雷蔵 時代劇全仕事】 「大菩薩峠」三部作 完全放送!!
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大菩薩峠 1960年
106分大映 カラー 〜大菩薩峠の頂上。机竜之助(市川雷蔵)は、居合わせた年老いた巡礼を一刀のもとに斬り捨てた。祖父の死に驚いたお松(山本富士子)は、怪盗・裏宿の七兵衛(見明凡太朗)に助けられ、江戸へ向かう。一方、竜之助は、御嶽山の奉納試合の相手・字津木文之丞の許嫁・お浜(中村玉緒)から、勝ちを譲るよう頼まれるが、これを断り、試合の中で文之丞を斬り倒す。そして水車小屋で悲嘆に暮れるお浜の操を奪った竜之助は、お浜を妻として共に江戸へ向かう。江戸で竜之助は新徴組に出入りし、近藤勇(菅原謙二)、芹沢鴨(根上淳)、土方歳三(千葉敏郎)らと知り合う。文之丞の訃報を知った弟の兵馬(本郷功次郎)は、竜之助の妖剣を討つべく、剣聖・島田虎之助(島田正吾)に学ぼうと江戸へ向かうが、お松と出会い、恋に落ちる。兵馬は竜之助の行方を突き止め、果たし状を送りつける。兵馬に討たれてくれと竜之助に頼むがお浜だったが、竜之助はお浜を斬り、江戸を後にして京都へ入る。途中、お浜そっくりのお豊(中村玉緒)を助けた竜之助は、芹沢をたよって新選組に入り、兵馬もまた近藤の世話で新選組入りする・・・。〜
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大菩薩峠 竜神の巻
1960年 90分大映 カラー 〜机竜之助(市川雷蔵)は京の島原で宇津木兵馬(本郷功次郎)と対決するが、靄の中で両者とも互いを見失ってしまう。怪盗・裏宿の七兵衛(見明凡太朗)は島原にいるお松(山本富士子)の身請に向かう途中、負傷した兵馬と出会い、共にお松のいる木津屋を訪れる。七兵衛はつい先刻まで兵馬が戦っていた相手こそ、お松の祖父を斬った浪人であることを伝える。仇が同じ竜之助であることから、激しい復讐の念を燃やす兵馬とお松。兵馬は新選組を抜け、3人は竜之助の後を追う。竜之助はふとしたきっかけから丹後屋敷に逗留していたが、江戸へ向かい、上野の旅籠で浪人・酒井新兵衛(小堀阿吉雄)と出会う。酒井の引き合わせによって天誅組の総裁・松本奎堂(羅門光三郎)と行動を共にすることとなるが、天誅組は大敗を喫し、藤堂藩、彦根藩などに追われるようになった。その最中、竜之助は、追手が投げ込んだ爆薬のため失明し竜神の森に逃げ込み、そこでお豊(中村玉緒)と再会する。お豊は金蔵(片山明彦)に無理やり夫婦にさせられ、室町屋という旅籠を営んでいた。そしてその旅籠に兵馬が草鞋を脱いだ・・・。〜
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大菩薩峠 完結篇 1961年
99分大映 カラー 〜竜神の滝近くにそそりたつ断崖で刃を交える机竜之助(市川雷蔵)と宇津木兵馬(本郷功次郎)。盲目の竜之助は断崖から落下するが、お豊(中村玉緒)に助けられる。お豊はやがて廓に身を沈めた後、病に侵され自害して果てるが、竜之助はそんなお豊の死に対して、少しの動揺も見せなかった。東海道を東へ向かう竜之助は道中、生け花の師匠・お絹(阿井美千子)と出会う。お絹は道中師・がんりきの百(小林勝彦)に狙われており、竜之助は百の右腕を斬り落すが、誤って谷底へ転落してしまう。竜之助はお徳(矢島ひろ子)によって助けられ、お徳から甲府勤番の旗本・神尾主膳(島田竜三)の強引なゆすりの話を聞き、主膳の宿へ乗り込むが捕縛され、逆に幽閉されしまう。ある夜、主膳は色と欲から有野村の馬大尽の一人娘・お銀(中村玉緒)に迫るが、お銀は竜之助に助けを求めた。お銀の顔にはむごたらしい火傷の後があった。だがその声に、お豊、お浜の面影を感じた竜之助はお銀を連れて大菩薩峠に舞い戻る。豪雨で笛吹川が氾濫を起こす中、竜之助はお浜との間に出来た息子・郁太郎を求めてさまよう。そして竜之助の噂を聞きつけた兵馬もまた大菩薩峠へ向かう。決着の時が近づいていた……〜
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【市川雷蔵 時代劇全仕事】ファイナル 作家・村松友視が語る「雷蔵の色」 |
2005年3月から3年に渡ってお送りしてきた「市川雷蔵 時代劇全仕事」 |
ついに最終月となる8月は、時代劇専門チャネルガイドで市川雷蔵のコラムを執筆している作家・村松友視氏 |
がお気に入り3作品を選定し、永久不滅の雷蔵の魅力を語る。 |
さらに、最終週には若尾文子さんを迎えて、当時の雷蔵の様子と撮影秘話について村松氏共に振り返る! |
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中山七里 1962年
88分大映 モノクロ 〜総州屋の安五郎(柳永二郎)の若い衆・政吉(市川雷蔵)は、おしま(中村玉緒)と出会い、やくざな生活から足を洗って結婚する約束をしたが、安五郎におしまを犯され、安五郎を殺害する。そして政吉は旅鴉となった。木曽へたどり着いた政吉は死んだおしまと瓜二つのおなか(中村玉緒、二役)と出会う。だがおなかには許婚の徳之助(大瀬康一)がいた。そんな中、おなかが借金のかたに虎太郎(富田仲次郎)に拉致されるという事件が起きた。政吉は虎太郎の元へ乗り込んで、無事におなかを助け出したが、木曽路では、政吉を捕らえようとする探索網が張り巡らされていた。〜
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ひとり狼 1968年
84分大映 カラー 〜信州塩狩峠で、上松の孫八(長門勇)は、追分の伊三蔵(市川雷蔵)が、3人を一瞬に斬り捨てるのを目撃する。道中、上州坂本宿で、孫八は駆け出しのやくざ・半次(長谷川明男)と共に伊三蔵と同宿になるが、伊三蔵の油断のない身構えにまたも圧倒される。晩秋、木曽福島の宿外れで、伊三蔵はいじめられていた子どもを助け、その母に会って驚く。初恋の相手・由乃(小川真由美)だったのだ。かつて伊三蔵は、郷士上田家の奉公人だった。上田家のひとり娘・由乃と相思の仲となったが、身分の違いから別れさせられ、伊三蔵はひとり旅に出て、いつしか凶状持ちのやくざとなっていたのだった。孫八はやくざの出入りに加担し、喧嘩の中、伊三蔵と対峙することになるが、代官・平沢清市郎(小池朝雄)により喧嘩はおさめられた。だが、かつて由乃の許婚だった平沢は、恨みを晴らすべく、由乃の息子・由乃助を人質にして伊三蔵をなぶり殺しにしようとする・・・。〜
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新 忍びの者 1963年
87分大映 モノクロ 〜総豊臣秀吉(東野英治郎)暗殺に失敗した石川五右衛門(市川雷蔵)は捕らえられ、京都三条河原で、釜茹での刑に処せられた。だが処刑されたのは身代わりで、五右衛門は、徳川家康の命令を受けた服部半蔵(伊達三郎)によって助け出された。秀吉への復讐に燃える五右衛門は、じわじわと苦しめて殺そうと、秀吉の側室、淀君(若尾文子)の子・秀頼を拐そうとするなどして動揺させる。そんな中、五右衛門が生きていたことを知った真田幸村(原聖四郎)は伊賀忍者を放ち襲撃させるが、五右衛門はこれを退け、闇に消えた。やがて朝鮮征伐から秀吉が帰還してきたが・・・。〜
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かげろう絵図 1959年
118分大映 カラー 〜中野石翁(滝沢修)の陰謀を掴もうとしていた旗本・島田又左衛門(黒川弥太郎)。一方、甥・新之助(市川雷蔵)もまた浪人として豊春(山本富士子)と暮らしつつ、石翁一味に戦いを挑む時を伺っていた。ある日、又左衛門が大奥に潜入させていた豊春の姉・登美(山本二役)が宿下りを許された。登美は久々に豊春と対面し、又左衛門に状況報告をするが、与力・下村孫九郎(永田靖)がこれを尾行していた・・・。〜
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手討 1963年
85分大映 カラー 〜時は明暦二年。旗本・青山播磨(市川雷蔵)は腰元のお菊(藤由紀子)に三千石を捨てても添い遂げることを誓う。そんな矢先、播磨らが結成した白柄組が起こした騒動を収めるため、見合いをすることとなった。そのことを知ったお菊は、思わず家康拝領の高麗皿の一枚を柱に打ち付けてしまう。そこへ見合いを蹴った播磨が帰ってきた。粗相で割ったとしても打ち首は免れない品であったが、播磨は仕方があるまいと優しい言葉を投げかけた。お菊は涙ながらに真相を告白するが・・・〜
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中島貞夫の邦画指定席 水曜19:00〜 |