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浮かれ三度笠 1959年99分カラー 〜将軍職を吉宗と争って破れた尾張大納言・宗春は諸国の不満を抱く大名を誘い、不穏な動きを見せていた。それを察知した吉宗は甥の松平与一郎(市川雷蔵)と、宗春の息女・菊姫(中村玉緒)を縁組させ、宗春の気を静めようとした。だが、菊姫は与一郎が道楽者だとの悪評を聞き、これを承諾せず、父の暴挙を止めさせようと腰元の渚を伴って江戸屋敷を飛び出して名古屋へと向かった。そして菊姫出奔を知った与一郎までもが無断で屋敷から姿を消してしまう。渚の恋人・楠見兵馬(本郷功次郎)は、事態に慌てた両家から命じられて二人の探索に当たることになった。その道中、陽気な旅鴉・やらずの与三郎と出会うが……。〜
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眠狂四郎円月斬り 1964年87分カラー 〜ある晩、将軍家斉の庶子・片桐高之(成田純一郎)が、老人を斬り殺す。現場を目撃した眠狂四郎(市川雷蔵)は高之に狙われる。将軍の世継ぎを狙う高之は刀剣の蒐集家で狂四郎の愛刀・無想正宗に執着し我がものにせんと企む。その日を境に幾多の襲撃を受ける狂四郎であったが、刀の試し斬りにされた男の遺児とともに高之らの野望を断つ。〜
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潮来出島美男剣法 1954年89分モノクロ 〜兄の仇討に筑後柳川から江戸へ来た北原竜四郎(市川雷蔵)は、柳原堤の茶店で知り合った平手造酒(黒川彌太郎)と、真剣勝負を試みる。深川芸者・お紺(水戸光子)の家に身を寄せ、胸の病を知りつつ酒びたりの日々をおくっていた造酒だったが、彼の腕と度胸を認め、笑って刀をひいた。竜四郎は、茶屋の娘・お雪(嵯峨三智子)と親しくなり、やがてともに心から愛しあうようになったが、祖父の伊作(水野浩)は彼の名を知ると、訳も言わずにお雪に交際を禁じた。失踪したお雪の父・門川好蔵(市川小太夫)こそ竜四郎の探す仇だったのだ……。〜
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次男坊鴉 1955年79分モノクロ 〜やくざ仲間の間ではちょっとは名の知られた礼三こと、柳沢礼三郎(市川雷蔵)。実は旗本三千石、柳沢豊後守の次男坊だったが、女遊びが過ぎて父から勘当された身であった。礼三は、古河の七五郎(荒木忍)のもとでやっかいになっていて、その娘・お静(嵯峨三智子)は美男で腕の立つ彼に想いを寄せていた。だが七五郎の甥・己之助(南條新太郎)がお静に惚れていることを知った礼三は、自らの立場を悟り、七五郎のもとから立ち去った。それから3年の歳月が流れた。己之助と静は夫婦となり、子どもの一人や二人でも生んでいるだろう、と思った礼三は、七五郎のもとへ戻ってきたが、己之助は死に、七五郎はすっかり落ち目となり、同じやくざものの、土手の甚三(富田仲次郎)から縄張りを守るので精一杯といった有様であった。そんな状態を見かねた礼三は、甚三らを追い払い、七五郎の立場も守勢から攻勢に逆転。お静もようやく礼三と一緒になれる日が来たかと思いきや、礼三の兄が急死、礼三が跡を継がねば、柳沢家はお家断絶という事態に陥ってしまう……。〜
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中島貞夫の邦画指定席 水曜19:00〜 |