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新選始末記 1959年98分カラー 〜子母沢寛の小説を、三隅研次監督、市川雷蔵主演という時代劇の名コンビで映画化。幕末の世、剣に生きた最後の侍たち「新選組」のかっとうを、エネルギッシュに描いた力作。純粋な若者・山崎蒸は、武士の理想を近藤勇に見出し、新選組に入隊する。だが内部では策謀が渦巻き、土方歳三らが粗暴な局長・芹沢鴨を惨殺。失望のなか誤って公儀役人を殺した蒸は、近藤のはからいで逃亡を装いつつ勤皇浪士の動向を探る役目を担う。〜
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ジャン有馬の襲撃 1959年115分モノクロ 〜慶長14年、イベリヤ王国の極東植民地・珠江市において10人の日本人が目隠しされたまま銃殺刑に処せられた。その上、イベリヤ兵は港に停泊中の長崎有馬藩の御朱印船を砲撃、さらに日本人街も砲火にさらされ、多くの日本人が殺傷、生き残った者も奴隷にされてしまった。やがてイベリヤから出港したラ・パトリーノ・デ・デイオ号が長崎へ入港した。船長のカストロ(ピーター・ウィリアムス)は、小畑三郎兵衛(山村聡)を生き証人として、損害賠償と謝罪を要求しようとしていた。三郎兵衛は有馬藩御朱印船の宰領であり、珠江日本居留民の総取締であった。この次第を知った長崎奉行・長谷部兵庫允(根上淳)は、当主の有馬晴信(市川雷蔵)へ急使を立てた。切支丹庇護者で洗礼名をジャン・プロタシオと称する有馬は、駿府へ向かう途中のイベリヤ一行から、三郎兵衛の身柄を奪還するが・・・。〜
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中山七里 1962年88分モノクロ 〜総州屋の安五郎(柳永二郎)の若い衆・政吉(市川雷蔵)は、おしま(中村玉緒)と出会い、やくざな生活から足を洗って結婚する約束をしたが、安五郎におしまを犯され、安五郎を殺害する。そして政吉は旅鴉となった。木曽へたどり着いた政吉は死んだおしまと瓜二つのおなか(中村玉緒、二役)と出会う。だがおなかには許婚の徳之助(大瀬康一)がいた。そんな中、おなかが借金のかたに虎太郎(富田仲次郎)に拉致されるという事件が起きた。政吉は虎太郎の元へ乗り込んで、無事におなかを助け出したが、木曽路では、政吉を捕らえようとする探索網が張り巡らされていた。〜
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沓掛時次郎 1961年80分カラー 〜渡世の義理から三蔵(島田竜三)を斬った時次郎(市川雷蔵)は、死に際の三蔵から女房のおきぬ(新珠三千代)と息子を、女房の実家へ送り届けるよう頼まれた。おきぬは夫を殺した時次郎に激しい恨みを抱く……。だが三蔵に止めを刺したのは、実はおきぬに横恋慕した助五郎(須賀不二男)であった。時次郎は二人を連れて、熊谷宿までたどり着くが、そこでおきぬは病床に伏してしまう。時次郎は親切な旅籠の女将に事後を託して、おきぬの故郷、足利へ向かうが・・・。〜
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斬る 1962年95分カラー 〜小諸藩士・高倉信右衛門(浅野進治郎)を養父に持つ高倉信吾(市川雷蔵)は、剣術修行を終えて3年ぶりに藩へ戻ってきた。だが間もなく、隣家の池辺親子が私怨で信右衛門と義妹の芳尾(渚まゆみ)を惨殺してしまう。信右衛門は、息絶える直前、信吾に出生の秘密を明かした。信吾は池辺親子を斬ってその恨みを晴らすと、森の古寺に住む実の父・多田草司(天知茂)を訪ねて、亡き実母の墓を詣でた。そして父と別れた信吾は江戸へ流れ着き、千葉道場で剣の腕を認められ、幕府大目付・松平大炊頭(柳永二郎)の元へ仕官することとなった。時あたかも尊皇攘夷の嵐で世が大きく揺れ動く、文久元年のことであった。〜
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忠直卿行状記 1960年95分モノクロ 〜祖父・徳川家康(中村雁治郎)からその武勲を讃えられた松平忠直卿(市川雷蔵)。彼は槍術に優れた若者を集め、その試合に勝利し、まさに得意の絶頂にあった。だが、若者たちがわざと負けていたことを知ってしまう。大坂夏の陣の合戦で敵の軍師・真田幸村の首を取る大手柄を立てた忠直であったが、この日を境に別人のように変貌する。忠直は愛も友情も信頼もなく、ただそこにあるのは服従だけという生活にもがき苦しみ、酒乱に溺れ、女を犯し、果ては家臣を手討ちにするなど次々と横暴な振る舞いを続けるが・・・。〜
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鯉名の銀平 1960年80分モノクロ 〜鯉名の銀平(市川雷蔵)は伊豆下田で顔を売っていたが、今は堅気となり、卯之吉(成田純一郎)と共に船大工として過ごしていた。そんな二人は駄菓子屋を営む五兵衛の娘・お市(中村玉緒)に恋心を抱くようになった。ある日、卯之吉とお市は仮祝言をあげるが、それに嫉妬した銀平は、下田港の縄張りを狙って乗り込んできた帆立一家の子分を斬って姿を消してしまう。それから4年の歳月が流れ、銀平は戻ってきたが、下田では、帆立一家がわがもの顔でのさばっていた。〜
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おけさ唄えば 1961年84分カラー 〜旅烏の一本松の千太郎(市川雷蔵)は、悪事を重ねて貫禄をつけようと旅をしているが、その人柄の良さから悪いことが出来ないでいた。道中、千太郎は悪い女衒からお君(三木裕子)という若い女を助け出し、勝五郎(水谷良重)というやくざと出会う。そして勝五郎の親分・稲荷山の勘治郎(中村鴈治郎)のもとで悪事の修行をしようと訪れるが、なんと勝五郎は勘治郎の一人娘のお勝だと知る。一方、お君は勘治郎の家で下働きをしている若いやくざが、弟の半次(橋幸夫)だと知る。そこへ以前からいやがらせを続けている繁蔵一家が勘次郎の賭場に火を放った!〜
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かげろう侍 1961年84分カラー 〜南町奉行所同心を務める喜多弥兵衛(小川虎之助)の息子・弥十郎(市川雷蔵)は、未だ部屋住み、無役の身ながら、酒と女と博打には全く目がないという道楽者。しかもお珠(中村玉緒)という許婚がありながらも、楊枝屋の娘・お光(藤原礼子)とも逢瀬を重ねていた。だが、そんな弥十郎に、奉行所から突然の呼び出しが。沼津藩お家騒動に絡んで、奉行所の犯罪書類が虎鮫の寅吉に盗まれてしまったのだという。そしてこれを箱根を越えるまでに召し捕らえて、書類を取り返せとの命であった。さっそく遊び人に変装した弥十郎は、箱根の山中にただ一軒ある温泉宿「福入乃屋」へ潜入するが、連日の雨と山崩れのため、足止めを食った泊り客で超満員であった。犯人は必ずこの中にいるに違いないと睨む弥十郎。そこへ女中に成りすました許婚のお珠が現れる。二人は犯人を探し出すことが出来るのか?〜
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二人の武蔵 1960年92分カラー 〜兄と叔父を、武蔵と名乗る二人の男によって斬られた吉岡又三郎(須賀不二男)は、平田武蔵(長谷川一夫)と岡本武蔵(市川雷蔵)に挑戦状を送りつける。岡本武蔵は決闘場所の一乗寺へ赴くが、又三郎は平田武蔵によって斬られた後だった。その後、岡本武蔵の師匠・唐十官(見明凡太朗)が、平田武蔵の師匠を斬った佐々木小次郎(勝新太郎)に倒された。二人の武蔵はどちらかが小次郎を倒した後、立ち合うことを約束する。〜
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幽霊小判 1960年92分モノクロ 〜貧しい漁師の娘・おふじ(三田登喜子)はふとした縁で江戸相模屋の庄吉(丹羽又三郎)と祝言を挙げる。だがその夜、店の金五万両が紛失。それを耳にした庄吉は固めの盃も口にせぬまま、店を飛び出してしまう。そして翌日、品川の浜で変死体となって発見された。悲観に暮れるおふじだったが、目の前に庄吉を名乗る男が現れる。背丈も身なりもそっくりである。しかも庄吉の妹のお咲(美川純子)もその男を庄吉と認める始末。半狂乱となったおふじは、目明しの六助(夢路いとし)、やん八(喜味こいし)に助けを求め、さらに代官所与力・鳴海左平次(島田竜三)と共に、謎の男の陰謀を暴こうとするが・・・。〜
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中島貞夫の邦画指定席 水曜19:00〜 |