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ザッツ雷蔵!市川雷蔵作品集 |
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眠狂四郎炎情剣 1965年大映83分カラー
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眠狂四郎魔性剣 1964年大映81分カラー 〜狂四郎が辱かしめた娘・佐絵が自殺、翌日、狂四郎のもとにその佐絵の子・鶴松が連れられてくる。鶴松は、岩代藩主が御殿女中だった佐絵に生ませた隠し子で、藩主は一度は邪魔者扱いにして追放したものの世継ぎができないため、今は、力づくで連れ戻そうとしていた。お家のためには幼い子供の将来のことなど考えない藩主に、狂四郎は激しい怒りを覚える。シリーズ第6作。〜
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甦る「大映京都時代劇」 |
〜数多くの傑作時代劇を生み出した大映京都撮影所制作のカラー時代劇を日替わりで放送中!〜
おけさ唄えば 1961年
大映 84分 カラー 〜陽気な旅がらすと男装の女やくざが喧嘩道中を繰り広げるコメディタッチの股旅もの。大スター市川雷蔵と売り出し中の橋幸夫が初共演し、橋の主題歌と併せて大ヒットした。一本松の千太郎(市川)は旅の途中で弥彦の勝五郎と一緒になるが、彼が実は女であることを見破る。そんな千太郎に一目惚れした勝五郎ことお勝(水谷)は、父親・勘治郎(中村鴈治郎)の一家に千太郎を連れて行く。するとそこには道中で見知った下っ端やくざ、おけさの半次(橋)がいた。〜
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かげろう侍 1961年
大映 90分 カラー 〜市川雷蔵と中村玉緒が、お家騒動に絡んだ書類盗難事件の犯人を捜す喜劇仕立てのミステリー時代劇。巨匠・伊藤大輔が原作を手がけデビュー間もない池広一夫が監督した。南町奉行所の同心、喜多弥兵ヱの息子・弥十郎(市川)は、酒と女に目がない道楽者。そんな弥十郎に奉行所から呼び出しがかかり、藩のお家騒動にからむ重要書類が虎鮫の寅吉という賊に盗まれたのでこれを取り戻せという。捕物帖好きの許婚・お珠(中村)と共に事件に挑む弥十郎だが…。〜
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女と三悪人 1961年
大映 88分 カラー 〜美しい女役者と、彼女に惚れた3人の悪党が織りなす恋愛模様を小粋に描く娯楽時代劇。山本富士子、市川雷蔵はじめ大映のスターが集結し、撮影当時2万平方メートルにおよぶ大オープンセットが話題を呼んだ。江戸末期、泥棒横丁と呼ばれる両国の盛り場。生臭坊主の竜運和尚(勝)とニヒルな浪人・勘十郎(大木実)は、美貌の女座長・瀬川喜久之助(山本)に首ったけだ。しかし喜久之助は役者くずれの凶状持ち、芳之助(市川)と惹かれ合う。〜
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影を斬る 1961年
大映 88分 カラー 〜恐妻家の侍が妻を打ち負かすべく剣術修行の旅に出て、修練を積み遂に勝負を挑むコメディ時代劇。プレイボーイの夫に市川雷蔵、剣術自慢の奥方を瑳峨三智子が息もぴったりに演じる。伊達藩の剣術指南役・井伊直人(市川)は仕事はそっちのけで、主君を誘って放蕩三昧。藩でも評判の美人、定(瑳峨)を嫁にもらったはいいが、婚礼の晩、客人の前で定と剣道の試合をして完敗してしまう。井伊は新妻に勝つために江戸へ剣術修行に出るが…。〜
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てんやわんや次郎長道中 1963年
大映 78分 カラー 〜市川雷蔵の軽妙洒脱な魅力が堪能できる次郎長コメディ映画。ゴールドラッシュに沸く宿場町を訪れた清水次郎長が、地元の悪親分や悪代官、さらにはニセの次郎長を成敗する。近くで黄金が出ると噂の男金(よみ:おがね)の宿場へやって来た若い旅鴉(市川)は、地元の三悪人が金山買占めの謀議を図っていることを知る。そこへ兇状旅に出ている清水次郎長が男金に潜入していると知らせが入り、そのうえ次郎長の子分たちも結集して宿場は大騒ぎに。〜
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昨日消えた男 1964年
大映 87分 カラー 〜1941年に製作された長谷川一夫主演、マキノ正博監督による同名映画を市川雷蔵主演でリメイク。雷蔵扮する八代将軍吉宗が同心に姿を変えて、謎の怪事件に挑む推理時代劇。退屈な日々を持て余す吉宗(市川)は、江戸城を抜け出し町奉行の同心を志願する。当惑した奉行側はすでに解決した水死事件を吉宗にあてがうが、これが連続殺人を呼び、さらに天下を狙う大陰謀にまでつながっていた。長屋を拠点に吉宗は推理を働かせるが…。〜
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人肌孔雀 1961年
大映 88分 カラー 〜麗しい女性が様々な姿に七変化して悪徳商人を成敗する娯楽アクション時代劇。山本富士子が町娘から芸者、若衆に変身して劇中で歌も披露する。市川雷蔵がヒロインを助ける剣の達人役で共演。越前屋の計略で7年前に取り潰された豪商・鍵屋の一人娘おしの(山本)は、亡父の無念を晴らすため、ある時は芸者に身をやつし、またある時は若衆にも変装して復讐する機会を狙っていた。旗本浪人・新八郎(市川)は、美貌の若者・若狭之介の正体はおしのと気がつくが…。〜
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花の兄弟 1961年
大映 88分 カラー 〜大スター・市川雷蔵と当時アイドル的人気だった橋幸夫が共演した仇討ち時代劇。堅物な兄(市川)といなせな弟(橋)という対照的な兄弟を、息もぴったりに演じる。父の仇を求めて10年間も諸国を放浪する侍・市之進(市川)は、仇の相坂伊織がこの近くの賭場でヤクザの用心棒をしているらしいと噂を耳にする。地元の親分・勘右ヱ門(石黒達也)を訪れると、そこには数年前に別れたきりの弟・新次郎(橋)がいた。〜
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2ヶ月連続企画 原作・長谷川伸 30通りの義理・人情 |
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大衆文学の巨匠にして“股旅”の生みの親・長谷川伸。
日本人の情感の根源を、見捨てられた者たちの義理・人情の中に見た長谷川伸原作の世界。
「沓掛時次郎」「関の弥太ッぺ」「瞼の母」など、合計30タイトル特集放送!
中山七里 1962年
88分大映 カラー 〜総州屋の安五郎(柳永二郎)の若い衆・政吉(市川雷蔵)は、おしま(中村玉緒)と出会い、やくざな生活から足を洗って結婚する約束をしたが、安五郎におしまを犯され、安五郎を殺害する。そして政吉は旅鴉となった。木曽へたどり着いた政吉は死んだおしまと瓜二つのおなか(中村玉緒、二役)と出会う。だがおなかには許婚の徳之助(大瀬康一)がいた。そんな中、おなかが借金のかたに虎太郎(富田仲次郎)に拉致されるという事件が起きた。政吉は虎太郎の元へ乗り込んで、無事におなかを助け出したが、木曽路では、政吉を捕らえようとする探索網が張り巡らされていた。〜
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映画職人 〜大映時代劇を支えた監督たち〜 |
2008年5月の時代劇専門チャンネルは、【土曜時代劇プレミアム】【市川雷蔵 時代劇全仕事】の合同企画として、低予算かつ短期間で娯楽作品を撮り続け、時代劇映画黄金期の屋台骨を支えた職人監督たちを特集!
1950〜60年代、大衆娯楽としての映画界を支えていたのは、“作家主義”の巨匠たちではなく、低予算・短期間で会社の要請に従い、大量生産のいわゆる“プログラムピクチャー”を撮り続けた職人監督たちなのである。
映画会社が製作と興行の両方を行い、また俳優を専属契約で自社抱えしていた当時の映画界のシステムにとって、“プログラムピクチャー”は、@自社の映画館に絶え間なく番組(プログラム)を供給するA自社俳優を効率よく稼動させる、という両面においてなくてはならない存在だったのである。
職人監督たちは会社の要請の枠組みを守りながら、自分の色を作品に投入することに心血を注いだのだ。
各映画会社が時代劇映画を大量生産したが、例えば東映の子供向けシリーズや各社で製作された『鞍馬天狗』シリーズなどの娯楽作品とは一味違った作風で、市川雷蔵主演『眠狂四郎』シリーズ、勝新太郎主演『座頭市』シリーズを筆頭に、大人向けの娯楽時代劇映画を数多く製作したのが大映である。
その代表的な職人監督である、森一生・田中徳三・三隅研次・池広一夫という4人が、雷蔵や勝新などの大映スター俳優たちと組んだ時代劇作品を、土日のそれぞれよる9時から、4週連続で特集放送します。お見逃しなく!
※映画会社大映とは・・・
1942年、新興キネマ・大都映画・日活の製作部門が合併して発足。黒澤明監督作『羅生門』、溝口健二監督作『雨月物語』などが、海外の映画祭で次々と受賞。長谷川一夫を筆頭に、京マチ子・山本富士子・若尾文子などの女優や、市川雷蔵・勝新太郎・田宮二郎などの大スターを擁した。
京都帝国大学で美学を専攻。映画監督作は全129作品。ジャンルの別なく様々な作品を撮った。市川雷蔵が最も数多く組んだ監督であり、その数全30作品。
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朱雀門 1957年
100分大映 カラー 〜仁孝天皇の娘・和の宮(若尾文子)と侍女の夕秀(山本富士子)は幼少から起居を共にして育った間柄。そして将来、和の宮は有栖川宮熾仁親王(市川雷蔵)と結婚、夕秀は宮家の慣習で親王の側室となる予定であった。だが幕府では、公武合体を画策しており、和の宮を将軍家茂(船木洋一)の御台所に迎えようと企てていた。天皇はこれを拒むが、幕府はその財力と威嚇を以って、宮中の重臣たちの切り崩しにかかった。苦悶の末、天皇は涙を呑んで降嫁を勅許したが・・・。〜
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関西学院大学卒。『羅生門』『雨月物語』などの助監督を務め、“グランプリ助監督”と呼と呼ばれた。映画監督作は全50作品。『必殺』シリーズなどテレビ時代劇も多数手がけた。『眠狂四郎』『悪名』のそれぞれ第1作を監督。
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大殺陣 雄呂血 1966年
88分大映 モノクロ 〜信州水無月藩で家老の息子による殺害事件が起こった。道場の師範代・小布施拓馬(市川雷蔵)は婚約者・波江(八千草薫)の父で用人・真壁半太夫(加藤嘉)に説得され、一年後の帰参を約束して身替わりとして旅へ出た。一年が経ち、拓馬は高崎の本陣を訪れるが、半太夫は世を去り、唯一事件の証人であった真壁十郎太(中谷一郎)は裏切って下手人として拓馬を捕らえようとしていた。藩から追われる身となった拓馬は各地を流転し、木曽谷の五郎蔵一家の用心棒に雇われた。そして木曽谷の女郎屋で変り果てた波江と再会する・・・。〜
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戦後3年余りシベリアに抑留され、復員後監督に昇進。『座頭市』の第1作を監督。映画監督作は全67作品。大映倒産後に撮った若山富三郎主演の映画『子連れ狼』は、タランティーノに影響を与えたと言われる。後年はテレビ時代劇も多数手がけた。
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斬る 19672年
73分大映 カラー 〜小諸藩士・高倉信右衛門(浅野進治郎)を養父に持つ高倉信吾(市川雷蔵)は、剣術修行を終えて3年ぶりに藩へ戻ってきた。だが間もなく、隣家の池辺親子が私怨で信右衛門と義妹の芳尾(渚まゆみ)を惨殺してしまう。信右衛門は、息絶える直前、信吾に出生の秘密を明かした。信吾は池辺親子を斬ってその恨みを晴らすと、森の古寺に住む実の父・多田草司(天知茂)を訪ねて、亡き実母の墓を詣でた。そして父と別れた信吾は江戸へ流れ着き、千葉道場で剣の腕を認められ、幕府大目付・松平大炊頭(柳永二郎)の元へ仕官することとなった。時あたかも尊皇攘夷の嵐で世が大きく揺れ動く、文久元年のことであった。〜
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剣鬼 1965年
84分大映 カラー 〜斑平(市川雷蔵)は「犬っ子」と蔑まれて育ったが、花作りの腕を買われて、登城を許されるようになった。ある時、まるで韋駄天のような俊足ぶりを見せて周囲を驚かせ、さらに初老の浪人から居合いを学ぶこととなった。その頃、藩主・式部少輔正信の言動に奇行が目立ちはじめ、この事実が漏れるのを恐れた城代・影村主膳(香川良介)、小姓頭・神部菊馬(佐藤慶)は斑平に公儀隠密を斬るように命じるのであった。斑平は馬で疾走する隠密をなんと足で追い抜き、その一人を居合いで斬り倒した。そして残った一人を城下はずれで斬ったが、その正体は居合いを教えてくれたあの浪人であった。以後、斑平は神部に命じられるままに、藩主を新たに迎えようと唱える革新派を斬って、斬って、斬りまくるが〜
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蛇姫様 1959年
96分大映 カラー 〜烏山三万石、藩主・大久保佐渡守は病床にあった。その中、ご禁制の密貿易で私腹を肥やす国家老・佐伯左衛門(河津清三郎)はお家乗っ取りを画策。圧政を見かねた息女・琴姫(瑳峨美智子)はお国入りし、家老を詰問したが、その弁舌に要領をえなかった。ある日、琴姫の侍女・おすが(中村玉緒)に言い寄る家老の息子・彦次郎を斬り伏せたおすがの兄・千太郎(市川雷蔵)は、危機を察知し旅回りの一座に紛れ込む。やがて、一座の看板役者になっていく千太郎だが・・・。〜
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中島貞夫の邦画指定席 水曜19:00〜 |